動画でわかる開業支援
たい焼き開業・FCくりこ庵：季節による売上変動について
夏でも楽しめる冷やしたい焼きの工夫とは
たい焼き屋では、夏場の売り上げ低下に対してさまざまな工夫を凝らしています。
そのひとつが「冷やしたい焼き」です。夏向けに改良された冷たいたい焼きは、あんこを柑橘系や生クリーム、ホイップクリームに変えたものなどが登場し、冷やしても美味しく食べられるように設計されています。
この「冷やしたい焼き」は、毎年3月〜8月の夏季限定で販売され、年々人気が高まっています。
元々は店内で手作りしていた冷やしたい焼きも、現在では全店舗の品質を均一に保つため、事務所で一括製造を行っています。以前は、手作りの際にチョコレートの付け方にばらつきが出たり、大きすぎるサイズが不評だったりと、改良の道のりもありました。
しかし、今では冷蔵庫に入れても硬くならない生地を開発するなど、冷やしても美味しく、夏でも楽しめるたい焼きへと進化しています。
さらに、冷やしたい焼きの導入により、夏場に店内での作業が増え、従業員の手持ち無沙汰も解消されました。
お客様からも「夏でもたい焼きを楽しめてうれしい」との声が増え、夏の定番商品として根付いているます。
加盟店へのノウハウ提供で「良いお店づくり」を支援
たい焼きくりこ庵の運営をサポートするために、加盟店には季節に応じた売上対策や冷やしたい焼きの販売ノウハウが伝授されています。
例えば、夏場の閑散期にはどのようにして売り上げをキープするか、どのような商品展開が効果的かといったアドバイスを通じて、加盟店が安定した売上を維持できるよう支援しています。
冷やしたい焼きだけでなく、お店の魅力を引き出すディスプレイや接客方法、さらに店舗スタッフが長く楽しく働けるための工夫も一緒に指導。
加盟店様がより地域に愛されるお店となるよう、本部から細かいサポートが行われています。
たい焼きは、夏と冬で売り上げが異なる「季節商品」であるため、季節ごとに柔軟な対応が求められます。オーナーとしてのお客様への気配り、商品展開の工夫、季節に応じたサービスの向上を積み重ね、日々のお店づくりに取り組むことで、たい焼き屋の成功が築かれているのです。
くりこ庵のたい焼きフランチャイズ・開業支援では季節の売り上げ変動についてプロがサポートするので初めてのFC加盟という方もそのノウハウをしっかりと活かして開業することが可能です！
まとめ
くりこ庵のたい焼きは、日本人に長く愛されてきたお菓子のひとつ。しかし、意外にもたい焼き屋は季節によって売り上げが大きく変動します。特に冬場はホカホカのたい焼きが好まれる一方、夏の暑い時期は売り上げが落ち込みやすい傾向にあります。
たい焼き屋では、冬の売り上げに比べ、夏は40%ほど下がることもあります。特に路面店は天候に左右されやすく、雨風があるとどうしてもお客様の足が遠のきがちです。
反対に、商業施設内の店舗は空調が効いているため、夏でも比較的安定した売り上げを確保しやすく、同社の決算月である10月を境に、11月から4月が繁忙期、5月から10月が閑散期になります。
5月のゴールデンウィークが終わる頃から徐々に売り上げが落ち始め、7月〜8月の暑い季節が一番の低迷期。逆に、涼しくなり始める9月末から売り上げが回復し始め、12月や1月の寒い時期にピークを迎えます。会社全体の年間売り上げでは、上半期が57%、下半期が43%と、かなりの差があるようです。
くりこ庵のたい焼きフランチャイズ・開業支援では直営店のノウハウを研修でしっかり学ぶことができるので、実際に開業した後も安心してスムーズに業務を進めてお店を運営することができます。
